成長するためには現状認識から
仕事でもプライベートでも、自分が成長するためには「自分の現状認識」が欠かせません。これは目標があるか無いかに関わらず、自分を知っておくことはあらゆる面で大事になってきます。ですが意外と自分のことってわからないものです。「無くて七癖」なんて言いますが、知らず知らずに言葉や態度に出ていたり習慣になっているのが人間というものです。
良いことでも悪いことでも、自分で「そうなんだよな」と思うことと、「そんなはずないよ」と思うことの両方を知ることが大事です。
受け入れるための考え方
まずは自分自身の受け入れ体制が大事です。受け入れ体制ができれば、以前のブログでもお伝えした通り知ったもの勝ちなんです。ポジティブに自己の現状分析を受け入れるヒントです。
- 人間なんて良いところと悪いところがあって当たりまえ
- 気が付かない方が(知らないほうが)損をする
- 悪いと思ったら直してしまえばいいんだ
- あくまで現時点の結果であり、将来をよくする材料だ
- 自分でいいと思っていたことを肯定されたらさらに自信がつくな
こういう考え方で受け入れたらいいと思います。逆にダメな考え方は
- 他人に自分のことが分かってたまるか 文句言われたくないし
- どうせ悪いことを指摘するだけの材料なんでしょ?
- がっかりしてやる気がなくなるから見たくないよ
- どうせ自分にはいいところなんてないし
と、強烈に受け入れを拒んでしまうと、せっかくの成長材料も活かされず無駄になってしまいます。
俯瞰して客観的に受け入れてみる

あんまり気張りすぎてしまうと、これまた受け入れ難くなってしまうかもしれません。他人のことはよくわかるが自分のことはよくわかっていないというのが人間です。ちょっと俯瞰(物事を一段高い観点から大局的・客観的に捉えること)してみてはどうでしょうか?
バランスよく認識する
あなたの長所と短所は何ですか?と質問すると、多くの方は短所はすぐ答えるのですが長所は出てきません。なんでかなといつも思いますが、長所を自分で答えるのは恥ずかしい・日常から短所の方が考える機会が多い・そもそもの考え方がネガティブな人が多いなどいろいろと理由はあるのでしょう。もしかしたら私を警戒しているのかも。。。

じゃあ、短所ってしっかり考えているのかなと思うとそうでもなくて、私の経験上で言えば8割以上の方は短所⇒短気、気が短い系です(笑)ってことは長所も短所も含めて、あまり自分のことは考えていないのかなと思っております。もったいないなと思ってしまいますね。
そこから即答ではなくて、もう少し時間をかけて、用紙に長所と短所を考えて書いてみましょうという講義をしますと、多くの人は「長所が多い派」か「短所が多い派」に分かれます。体感的には「短所が多い派」の比率の方が多い気がしております。自己認識のバランスが悪いなというのが実感です。
さらに課題だなと思うのが、「短所が多い派」の人に短所の内容を突っ込んで聞いていきますと、実はあんまり受け入れていないことがあるのです。自虐的なのかと思いきや、実は自信家だったり。。。ほんとにいろいろですね。そういった経験から今思っている結論は
やっぱり必要性よりも見たくないという気持ちの方が強いんだろうな
です。特に悪い部分や弱点については目を向けたくないでしょうね。でも私の知る限りは、誰しも良い部分と悪い部分はありますから、落ち込んだり嫌がったりしないレベルには、両方をバランスよく受け止めてください。ネガティブ系の話が多くなっていますが、ポジティブ系も気を付けてくださいね。いいとこどりの勘違いさんになっている方もいますから(笑)
私も経営コンサルタントの企業改善の一環として、ご依頼があれば社員の方の性格分析を行っています。過去には経営者から新入社員まで何百人という方々に関わらせてもらっております。分析には自信がありますし、ほぼ間違っていないと思います。(分析手法を間違わなければ、回答しているのは本人なので普通は合っているのですが)なので大体の人は分析結果については理解はしてくれます。理解できない部分でも実際の事象を確認していくと「なるほど」というオチには辿り着くことがほとんどです。
ただ、どんなに分析結果が正しくてバランスがよくても、結局は受け止め方によって活かされるか活かされないかが決まってしまいます。
皆さんも、もし自分を知る機会があれば、長所・短所どちらともバランスよく受け止めてください。
現状を知り、原因を知り、将来につなげる
出てきた結果については「ふむふむ」で終わらせるのもいいのかもしれませんが、個人的にはすごくもったいない気がします。出てきた結果については、そうなっている原因が必ずあります。そこを整理していくと、良い部分は伸ばして悪い部分は改善していくヒントがしっかりと見えてきます。(これもちゃんと受け入れた場合ですが。。。)また長所を伸ばすにしても、短所を改善するにも、どのための動機をつくりたいのならば「このままの自分だと将来はどうなるのか」を考えることです。長所はさらに伸ばしていけばどんなに自分に有利になったり力をつけられるのか。短所はそのままだとどんな損をしてしまうのか、周りにどんな迷惑をかけてしまうのか。結果的には自分にいいことが返ってきますので、自分が変わるための動機になりませんか?
正直、良い部分を伸ばすのはいいのですが、悪い部分の改善は簡単にはいかないことが多いです。原因が根深ければ根深いほど、自分の努力も周りの協力も必要になるでしょう。ですが自分自身がしっかりと受け入れて良い方向に向かいたいと努力していれば、仕事・プライベート問わず、必ず良い方向へ改善されていきます。
まとめ
自己成長するためには、まず自己分析が必要です。

- 受け入れる気持ちを持つ
- 自己分析により長所・短所をバランスよく受け入れる(客観的 俯瞰的視野)
- 結果に至った経緯(原因)を考える ※長所・短所両方とも
- そのままの長所・短所だと、将来どういうことが起こるか考えてみる
- 長所を伸ばせば、短所を改善すれば、自分にどんな良いことが起こるか考えてみる
- 長所伸長・短所改善の自己規制を考える
あとは自己規制に負けずに取り組むのみです! ※定期的な自己分析は忘れずに。。。
